熱源となる燃料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 22:39 UTC 版)
熱源となる燃料の違いによって、炭火焼き(すみびやき)、ガス火焼き(ガスびやき)、電気焼き(でんきやき)などと呼び分ける場合がある。 炭火焼き 炭で焼くと、赤外線の輻射熱で表面だけでなく、中にまでよく火が通る。ガスで焼くと、表面だけ焼けるので、ぱりっと香ばしく焼き上がらない。ガスが燃えると水蒸気が出るので、食材が水っぽくなる。炭は燃やしても炭酸ガスが出るだけで、水蒸気は立たないからすっきり焼き上がる。ガスでは遠火の強火が難しい。炭は備長炭が良いとされるが、それは火持ちが良く、炎が出ないからで、遠火の強火に適している。 バーナー焼き(バーナーやき) 直火焼きの一種で、熱源のガスバーナーを手で持って食材の上から炙り、加熱する方法。主に表面だけを加熱する場合に用いる点で技法上異なり、焼かれた表面には焦げが出来る。この方法を利用する料理は、焼き豆腐、クレームブリュレ、炙り寿司などさまざまである。
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