点の記

測量用語辞典

点の記

読み方：てんのき

三角点や水準点などの基準点の１点ごとに、点名、所在地、所有地の土地の所有者、選点年月日、付近の略図等基準点の記録を収めたものをいう。新田次郎原作の小説「剱岳＜点の記＞」の”点の記”もこの言葉である。

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点の記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/02/16 03:55 UTC 版)

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点の記（てんのき）とは、基準点（三角点・水準点・基準多角点など）の設置・測量の記録のこと。

概要

点の記には、基準点の選点・埋標・観測それぞれの日付および従事者名、当該点に至るまでの道のり等の情報が記されている。国土地理院で照会できる。

国土地理院の前身にあたる参謀本部陸地測量部の時代の1888年（明治21年）以降の記録が保存されている。国土地理院が発行している地図は、陸地測量部の測量による5万分の1地形図が原型。

記載内容

点の記の主な記録項目は以下のとおり。

• 点名
• 設置区分
• 柱石長
• 所在地
• 所有者
• 選点の日付と選点者名
• 設置の日付と設置者名
• 観測の日付と観測者名
• 自動車到達地点
• 歩道状況
• 徒歩の時間と距離
• 周囲の状況
• 履歴
• 備考
• 要図

関連項目

• 電子基準点
• 劒岳 点の記 - 新田次郎の小説。参謀本部陸地測量部による剱岳測量の様子を描く。

外部リンク

• 基準点成果等閲覧サービス
• 剱岳の三等三角点の記 - 国土地理院報道発表資料の添付資料。

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「点の記」の例文・使い方・用例・文例

• ホークス，安打と得点の記録を破る
• 劔(つるぎ)岳(だけ) 点の記
• ｢劔(つるぎ)岳(だけ) 点の記｣に６つの賞が贈られた。
• 彼女は1976年に釜(かま)本(もと)邦(くに)茂(しげ)さんが樹立した75得点の記録を更新した。
• 佐藤寿(ひさ)人(と)選手，J1通算最多得点の記録に並ぶ