災害と河川改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 23:55 UTC 版)
「水無川 (長崎県)」の記事における「災害と河川改修」の解説
流域では1658年(万治元年)に土石流が発生し30余人が死亡したという記録がある。1957年(昭和32年)7月末の諫早豪雨の際には1日の降水量が765mmに達し、眉山の崩壊した土砂が水無川にも流入した。 1990年(平成2年)には普賢岳が噴火し、翌1991年からはデイサイト質の火山砕屑物に由来する土石流や火砕流が流域に頻発した。火砕流による死者・行方不明者は計44名、火砕流と土石流による負傷者計12名、家屋被害は計1,331戸にのぼった。 噴火活動は1995年(平成7年)に収束したが、土石流はその後も発生している。土石流に備えて大規模な堤防や砂防堰堤の設置、本流北側に導流堤の造成、下流域のかさ上げ工事などが行われた。
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