ひ‐どうぐ〔‐ダウグ〕【火道具】
火道具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 00:11 UTC 版)
香を焚きだすために使われる道具。御家流と志野流では使う道具の形状が異なる。 銀葉挟(ぎんようばさみ)- 銀葉を扱うときに利用する、特殊な形をしたピンセットのようなもの。香炉にのせるときに、銀葉を抑えるのにも利用するため、手に持ったときに下側になる挟の先の部分が平らになっている。 香筯(きょうじ)- 香木を扱うときに利用する。 香匙(こうさじ)- 香木を銀葉の上にのせるときに利用する。 鶯(うぐいす)- 組香において、香元が香木を香炉に乗せたあとに、本香包みをまとめるのに利用する。 羽箒(はぼうき)- 香炉の灰を切るときに、香炉の縁についてしまった灰を掃除するのに利用する。 火筯(こじ)- 灰を切ったり、炭団を扱ったりするときに利用する。 灰押(はいおし)- 香炉の灰を山形に整えるのに利用する。 きょうじ、こじの「じ」は竹冠に助であるが、一部の日本語環境では表示できないかもしれない。
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