こたつ開きの日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 02:35 UTC 版)
昔、武家では亥の子の日(亥の月亥の日)に暖房具を出したと言い、町家では第二の亥の日(つまり12日後)から火鉢や炬燵などを使いはじめた。亥の子は、太陽暦では11月半ばから後半である。 亥(猪)は、摩利支天の神使であり、摩利支天は炎の神であるから、 防火の神でもある。また亥は陰陽五行説で火を制する水にあたる。このため、武家は亥の月亥の日に火道具を使い始め、家の防火を祈った。こうした風習は今でも西日本で残っており、11月に入ると茶家では、今でも亥の子に炉開きの行事をするところが多い。
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