濃野滋とは? わかりやすく解説

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濃野滋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 16:34 UTC 版)

濃野滋(こいの しげる、1925年1月26日 - 没年不明)は、日本通産官僚通産事務次官川崎製鉄副社長、同社副会長などを務めた。

来歴

東京府出身。旧制東京高等学校から東京帝国大学法学部政治学科に入学。1947年 東京帝国大学法学部政治学科を卒業。東京帝大時代の仲間に大蔵省に入省する渥美謙二がいた[1]。同年11月 商工省に入省。振り出しは総務局総務課(現在の大臣官房総務課)[2][3]

通商局輸出振興部輸出保険課長、通商局経済協力部資本協力課長、企業局産業立地部工業用水課長在中国日本大使館一等書記官などを務める。

1970年7月17日 重工業局重工業課長。1971年6月15日 大臣官房総務課長田中角栄大臣に就任した際には小長啓一秘書官に推した[4]1972年6月23日 大臣官房参事官1973年7月25日 貿易局長。1974年6月18日 大臣官房長。1976年7月27日 産業政策局長。1978年6月20日 通商産業事務次官1980年1月22日 通商産業省顧問。

1982年1月 川崎製鉄顧問。1984年6月 同社専務取締役1987年6月 同社取締役副社長。その後は同社取締役副会長に就く。

脚注

  1. ^ 自著『霞が関30年:激動の通産行政』自評社、1981年1月発行
  2. ^ 『自評 第38版 第8号』自評社、1995年8月発行
  3. ^ 『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年11月発行、369頁
  4. ^ 「後光さしていた」(田中角栄のふろしき)”. 日本経済新聞 (2017年11月20日). 2025年6月10日閲覧。



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