演奏の記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 01:48 UTC 版)
ヨーゼフ・フンメルはウィーン・フィルの数々の名録音に参加している。ジュリーニ指揮のブルックナー交響曲第9番、アバド指揮のブルックナー交響曲第5番、マゼール指揮のマーラー交響曲第1番、バーンスタイン指揮のマーラー交響曲第5番、そしてブーレーズ指揮のマーラー交響曲第6番などが代表的なもの。映像においては、バーンスタイン指揮のブルックナー交響曲第9番・シベリウス交響曲第1番、カラヤン指揮のブルックナー交響曲第8番(1979年)&第9番(1978年)、ベーム指揮のR.シュトラウス ドン・ファン、クライバー指揮のブラームスの交響曲第2番、シノーポリ指揮のマーラー交響曲第1番などにウィンナ・チューバを演奏するヨーゼフ・フンメルの姿とその響きが残されている。特に1975年3月のベーム指揮ウィーン・フィルの来日公演映像に収められたワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲では、ヨーゼフ・フンメルの「ウィンナ・チューバ演奏の名手」としての姿が克明に記録されており、彼の強く美しい響きを曲頭から存分に味わえるものとなっている。
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