渡海制とは? わかりやすく解説

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渡海制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:36 UTC 版)

渡海制(とかいせい)とは、古代日本における正式な外交使節(遣唐使遣新羅使遣渤海使など)や国家の許可を受けた者以外の海外渡航を禁止する規定。


  1. ^ 承暦3年(1079年)に日本の商船が高麗王の書状を朝廷にもたらした医師招請事件が発生している。
  2. ^ 渡邊誠「鴻臚館の盛衰」(初出:荒野泰典 他編『日本の対外関係3 通交・通商圏の拡大』(吉川弘文館、2010年)/所収:渡邊『平安時代貿易管理制度史の研究』(思文閣出版、2012年)
  3. ^ ちなみに、同様の施設は唐などの周辺諸国にも存在した。例えば、唐の長安には鴻臚客館や四方館などの「外宅」と総称された施設群がそれに該当する(森公章「遣唐使が見た唐の賓礼」(初出:『続日本紀研究』343号(2003年)/所収:森『遣唐使と古代日本の対外政策』(吉川弘文館、2008年))。


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