減税日本との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:20 UTC 版)
「佐藤夕子 (政治家)」の記事における「減税日本との関係」の解説
2011年に民主党から離党して以降、マスコミでは佐藤夕子は「減税日本に入党する意向」「減税日本初の国会議員」など「減税日本党員」であるかのように報じられており、減税日本の公式サイトでは2011年5月26日における「愛知県外の減税日本へのお問合せについて」では減税日本の政策やご意見・公認・推薦など減税日本に関する問い合わせ窓口が佐藤夕子の議員事務所(東京都千代田区永田町にある衆議院第1議員会館内)になっており、2011年8月28日における「新役員発表」では減税日本副代表であることが確認されている。 ただし佐藤夕子の公式サイトにおいて、佐藤夕子が民主党離党当初は「減税日本党員」であるとは明記はされていなかった。また5月31日に佐藤夕子が届け出た衆議院1人「会派」の名称は佐藤の政治団体である「佐藤ゆうこ政策研究会」の名称をそのまま届け出ているが、この場合の「会派」は「国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律」上のもので、院内会派とは異なる。しかしその後、佐藤の公式サイトでは減税日本と河村たかしのページがリンクされ、佐藤の公式サイト「お知らせ」では減税日本ののぼりをバックに演説をする姿が掲載されるなどしており、実質的に減税日本所属の国会議員として扱われている。 2012年7月18日、元民主党系の無所属議員ら4名と共に衆院で新会派を結成する意向であると報じられた。この会派は改革無所属の会として結成されたが、河村が次期衆院選までに減税日本として国会議員5名を集め単独で政党要件を満たす方針を決めたため、佐藤はこの新会派には参加しなかった。 2012年8月17日、民主党に離党届を提出した衆議院議員小林興起・小泉俊明が減税日本に合流。同年8月31日、佐藤・小林・小泉の減税日本所属衆議院議員3名は、民主党を離党し無所属となっていた平智之とともに新会派「減税日本・平安」を結成した(その後、平が抜けたため再び会派名は減税日本に戻った)。10月30日に熊田篤嗣、水野智彦が入党し所属議員5名を確保したため国政政党化した。 なお、国政政党としての減税日本は、11月22日に結成された国民新党を離党し無所属として活動していた亀井静香と民主党を離党した山田正彦が結成した反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党との合流で生まれた減税日本・反TPP・脱原発を実現する党となり、11月27日に結成された日本未来の党との合流により国会での議席を失った。
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