減算連結リスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/23 13:39 UTC 版)
... A B C D E ... <–> C-A <-> D-B <-> E-C <-> この場合、走査する方向によって処理が異なる。順方向の場合、現在のリンクフィールドの値に1つ前のノードのアドレスを加算することで、次のノードのアドレスが得られる。逆方向の場合、現在のリンクフィールドの値を1つ前のノードのアドレスから減算することで、次のノードのアドレスが得られる。 減算連結リストは、リスト全体をノード間の位置関係を保ったままメモリ上で移動させた場合、リンクフィールドに全く変更を加える必要がない。これはXOR連結リストにも普通の連結リストにもない利点である。また、C言語ではポインタ型を整数型にキャストする必要もない。C言語では2つのポインタの減算結果は自動的に整数になるからである。
※この「減算連結リスト」の解説は、「XOR連結リスト」の解説の一部です。
「減算連結リスト」を含む「XOR連結リスト」の記事については、「XOR連結リスト」の概要を参照ください。
- 減算連結リストのページへのリンク