清田の大クス
名称: | 清田の大クス |
ふりがな: | せいだのおおくす |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 愛知県 |
市区町村: | 蒲郡市清田町 |
管理団体: | 蒲郡市(昭5・2・18) |
指定年月日: | 1929.12.17(昭和4.12.17) |
指定基準: | 植1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 目通幹囲土メートル幹ノ下部ノ東面及南面ハ一大瘤状ヲ呈ス本邦中部ニ於ケル樟ノ巨樹トシテ代表的ナリ |
天然記念物: | 清津峡 清滝川のゲンジボタルおよびその生息地 清澄の大スギ 清田の大クス 渋の地獄谷噴泉 湯の丸レンゲツツジ群落 湯ノ宮の座論梅 |
清田の大クス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/05 10:04 UTC 版)
清田の大クス | |
---|---|
![]() | |
表記ゆれ | 清田の大樟 |
所在地 | 愛知県蒲郡市清田町下新屋91番地 |
樹種 | クスノキ (Cinnamomum camphora) |
幹囲 | 14.3メートル |
樹高 | 22メートル |
樹齢 | 約1000年 |
清田の大クス(せいだのおおくす、清田の大樟[1])は、愛知県蒲郡市清田町下新屋91番地にあるクスノキ。
特色
国指定天然記念物[2][3]。推定樹齢は約1,000年。愛知県では最大のクスノキであり、中部地方を代表するクスノキとされる[4][5][2]。
樹高が22m、根回り13.6m、幹回り14.3mある[5]。
歴史
源義家が奥州(現在の東北地方)の反乱平定に出陣する際に植えたとする伝説がある[4]。明治初期までは一帯に多数のクスノキが植わっていたが、その後畑地化や宅地化が進んだため、蒲郡みかんのみかん畑などの中に位置する形となった[4]。
1929年(昭和4年)12月17日、国の天然記念物に指定された[2][3]。
枝などの一部が枯れるなどの問題が見られたことから、1998年(平成10年)には樹木医の林進(岐阜大学名誉教授)が樹勢などの調査を行った[4]。蒲郡市博物館は林進の助言に基づき、周囲にあるコンクリート柵や石組みなどのうち根の生育の妨げとなるものを除去するなどの保護策を進めた[4]。
2008年(平成20年)には近隣の住民などが「清田の大クス愛好会」を発足させた。林進の助言を受けながら、踏み固められた土を掘り返して柔らかくすると共に石なども取り除き、さらに表土の乾燥を防ぐためにヨシを敷き詰めるなどの根の生長を促すといった作業をボランティアで行うようになった[4]。
交通アクセス
脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯34度50分45.1秒 東経137度14分1.9秒 / 北緯34.845861度 東経137.233861度
- 清田の大クスのページへのリンク