清原達郎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 清原達郎の意味・解説 

清原達郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 09:49 UTC 版)

清原 達郎(きよはら たつろう、1959年 - )は、日本投資家

概要

島根県出身。島根県立松江南高等学校を経て東京大学教養学部卒業。スタンフォード大学経営大学院修了[1]

1981年の東京大学卒業後に野村證券に入社して海外投資顧問室に配属。1986年に野村證券ニューヨーク支店に配属。1992年ゴールドマン・サックス転職モルガン・スタンレー証券スパークス・グループなどで勤務する[2]

野村證券で働いていたときには、営業マンは顧客にどれだけ損をさせてきたかを自慢するものであったが、このことに強烈な違和感を覚えていた[3]

リーマン・ショックの際には600億円の損失を出す。それから金がどんどん少なくなり、最後の預金で全財産の30億円をファンドに投入する。この時には必ずこの危機は乗り越えられるという勝算があった。突発性の不況は必ずV時回復をして、特に製造業は一時的には危機前を超える勢いになるため。ファンドが一息ついてからは底練り状態の株を買い集めて、その後には大きなリターンを得ることができた[4]

2020年3月コロナ禍で株価が暴落した瞬間に力いっぱいメガバンクの株を買っていた。暴落した瞬間にこれは買いだと思った。そして次の瞬間にはある程度の理屈は考えていた。アイデアが出てくる最初の瞬間が直感に近い概念かもしれないため、直感とは経験値の積み重ねに他ならないとしている[4]

投資家として800億円を超える資産を築いた。2018年の手術で声帯を失う。2023年に引退することを決意。最後に自身のノウハウを書籍にして残すことにした[5]

2024年3月に初の著書を出版する。本が売れ出してからはSNSで清原を騙る詐欺サイトが立ち上がり、その数は100以上にものぼる。清原本人はSNSをやっておらず、詐欺サイトで勧められている仮想通貨未公開株を勧めることは無い[6]

著書

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  清原達郎のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「清原達郎」の関連用語

清原達郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



清原達郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの清原達郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS