深海村 (樺太)とは? わかりやすく解説

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深海村 (樺太)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 13:57 UTC 版)

ふかみむら
深海村
廃止日 1949年6月1日
廃止理由 国家行政組織法施行
廃止時点のデータ
日本
地方 樺太地方
都道府県 樺太庁 豊原支庁
大泊郡
面積 104.10[1] km2.
総人口 2,017
1941年12月1日
隣接自治体 大泊郡大泊町長浜村富内村
深海村役場
所在地 樺太庁大泊郡深海村女麗

― 市 / ― 町 / ― 村
特記事項 1943年4月1日以降は北海地方に所属。
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深海村(ふかみむら)は、日本の領有下において樺太に存在した指定町村)。

当該地域の領有権に関する詳細は樺太の項目、現状に関してはプリゴロドノエの項目を参照。

概要

  • 亜庭湾に面していた。
  • 1905年7月樺太作戦で最初に日本軍が上陸したのは村内の女麗(めれい)で、後に上陸記念の碑が建てられた。
  • 1934年12月北海道猿払村まで海底電話線ケーブルが敷設された際、樺太側の入り口が深海村の女麗であった。電話線は戦後まもなくソ連軍により切断された。

歴史

村内の地名

  • 女麗(めれい)
  • 東女麗(ひがしめれい)
  • 西女麗(にしめれい)
  • 円内(えんない)
  • 勇度丹(ゆうとたん)
  • 手志矢(てしや)
  • 鳥居沢(とりいざわ)
  • 小田井(おたい)
  • 雄吠泊(おほえとまり)

[2]

地域

教育

以下の学校一覧は1945年(昭和20年)4月1日現在のもの[3]

  • 樺太公立雄吠泊国民学校
  • 樺太公立深海国民学校
  • 樺太公立鳥居沢国民学校

脚注

  1. ^ 市町村別日本国勢総攬 下卷(帝国公民教育教会 1938年)に「面積 六・七五方里」とあり。
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)より。
  3. ^ 北海道立教育研究所『北海道教育史 地方編2』(1957年)p. 1680

関連項目




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