海運業における名誉船長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/02 04:42 UTC 版)
海運業界では、業界に功績ある著名人の顕彰や、海事産業の振興やPRのために名誉船長を任命することが多い。生前、船舶を愛し、船を描いた作品の多かった画家 柳原良平は商船三井、佐渡汽船、太平洋フェリー、東海汽船ら7つの海運各社から名誉船長の称号を受けていたほか、2007年には関西汽船とダイヤモンドフェリーが、2社で共同運航する「フェリーさんふらわあ」の名誉船長にプロ野球選手の稲尾和久を迎えているのはその例である。 また、幕末、ペリーの黒船来航でアメリカ艦隊の警護を担った伊予・松山藩士の上野家出身で、上野トランステック名誉会長、横浜エフエム放送会長を務めた上野豊は生前、横浜商工会議所会頭を5期務め、廃船予定だった海洋練習船「日本丸」を誘致した功績から同船名誉船長となっている。
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