海と関わる学習活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/30 06:46 UTC 版)
「鳥羽市立鏡浦中学校」の記事における「海と関わる学習活動」の解説
鏡浦中学校では海と関わる学習活動が行われていた。 1999年(平成11年)度から地域で盛んなカキの養殖体験を行っていた。2001年(平成13年)から総合的な学習の時間(THE KAGAMIURA)を利用するようになり、年度を追うごとに漁業体験・干物やカキ料理作り・カキ販売など活動の幅を広げ、2010年(平成22年)には年間を通してさまざまな実習・調査活動を組み込んだ。この活動には、学校の近くにある海の博物館との連携も重要な役割を果たしていた。2010年(平成22年)からは総合学習を利用して地元の漁師が行っている生浦湾のアマモ場の保存・再生事業に、環境教育と絡めて積極的に関わっていた。アマモを含む藻場は「海のゆりかご」と呼ばれ、稚魚の生育に必要な環境である。 2011年(平成23年)2月17日に海の博物館で開かれた、「アマモ場の再生を目指して-漁業者と参加中学生の交流」に参加した。この会には、的矢湾で同じくアマモ場再生を行っている志摩市立的矢中学校や漁業関係者、三重大学生物資源学部の教授ら約120名が参加し、地域間・世代間を越えた交流が行われた。同年6月6日には浦村町の小白浜海岸でアマモ移植体験を行った。この海岸は「こじらはま」と読み、映画『ゴジラ』の第1作のロケ地になった場所の近くでもある。
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