浦河神社秋季例大祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 06:44 UTC 版)
毎年9月15日が浦河神社の大祭日。だが近年は氏子らの意見もあり、祭日に最も近い土・日曜日に行われている。祭は宵夜祭(前夜祭)と本祭に分けられる。 宵夜祭では神社境内に露店が並び、2つの山車がカラオケなどで町を練り歩く。そのほか浦河大通り地区では子供みこしも出ている。 本祭では朝10時から神輿渡御が行われる。渡御は10台ほどのトラックに神輿や神具(色旗や四神旗)を乗せ、総代や氏子たちと共に町内を巡る。堺町歓楽街と大通り1 - 5丁目では徒歩で渡御が行われる。装束を着た氏子が町内を巡る様子はとても見応えがある。 平成22年(2010年)には、浦河神社の過去の神事であった「海上渡御」が約半世紀ぶりに復活した。当日は海上渡御を一目見ようと浦河港にたくさんの人が集まり、船に鎮座した神輿をみた観客からは拍手が沸いていた。 夕方からは境内で山車の演芸が行われ、同時にみこし会「粋麗」の神輿渡御が始まる。100名以上の担ぎ手が重さ1t弱の神輿を担いで大通りを練り歩く。神輿は昼間に渡御したものと同じだが、神輿は担ぎ手が担いで渡るので迫力は断然こちらのほうがある。また19時頃に町内を巡っていた2つの山車と粋麗の神輿が浜町通りに集合し、共同演芸も開かれる。
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