流れの相似性1とは? わかりやすく解説

流れの相似性1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 01:54 UTC 版)

レイノルズ数」の記事における「流れの相似性1」の解説

後述バッキンガムのΠ定理によれば流れ中におかれた物体に働く力はレイノルズ数マッハ数のみの関数である。すなわち、レイノルズ数マッハ数が同じ値の流れ場は同じ振る舞いをする。これを流れ相似性という。これを利用すれば風洞実験流れ場再現するにはレイノルズ数マッハ数変えるだけでよく、流速密度粘性係数圧力等といった多数変数を扱う必要がなくなり実験回数大きく削減できる。 さらに、外力保存力あり、か非圧縮性流れ場合境界相似性レイノルズ数一致のみによって流れ場全体相似性成り立つ。これをレイノルズ相似則Reynolds's law of similarity)という(相似則参照)。

※この「流れの相似性1」の解説は、「レイノルズ数」の解説の一部です。
「流れの相似性1」を含む「レイノルズ数」の記事については、「レイノルズ数」の概要を参照ください。

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