洗魚とは? わかりやすく解説

あらい〔あらひ〕【洗い】

読み方:あらい

洗うこと。洗濯。「—のきく布地」「灰汁(あく)—」

(「洗膾」「洗魚」とも書く)新鮮なコイ・コチ・スズキなどを薄く刺身作り冷水洗って身を縮ませた料理。《 夏》「中食(ふな)の—をよきものに/白水郎


洗魚

読み方:あらい

  1. 夏季鮮魚刺身冷水さらして魚肉を縮ませたものをいふ。洗鯉洗鱸などがある。又生娘のことをもいふ。〔花柳語〕
  2. 生娘のことをいふ。〔花柳界
  3. 夏季鮮魚刺身冷水さらして魚肉を縮ませたものをいふ。洗鯉洗鱸などがある。又生娘のことをもいふ。
  4. 生娘のことをいふ。
  5. 〔花〕生娘処女のこと。
  6. 素人娘。一般犯罪
  7. 夏季鮮魚刺身冷水さらして魚肉を縮ませたものをいい、洗鯉洗鱸などがある。又、生娘のことをいう。〔花柳界
  8. 生娘。新らしい、初々しい転訛したもの。〔花〕
  9. 素人娘。夏季鮮魚刺身冷水さらして魚肉を縮ませたものをいい、洗鯉

分類 犯罪花柳界花柳語、花/風俗

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洗い

(洗魚 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 22:57 UTC 版)

鯉の洗い

洗い(洗膾、洗魚、あらい)とは、鮮魚調理法の一つ。

料理

コイなどのを三枚におろし、厚めに薄造りにしたものである[1]。そぎ切りにした身を、清水、氷水、井戸水または湯などで洗うことで、筋肉を収縮硬化させて独特の食感を出す[2]。コイやフナのほか、タイヒラメスズキカレイなどの白身魚が用いられる[2]

酢味噌(辛子酢味噌)のほか[1]、わさび醤油や土佐醤油などで食べる[2]

カニの刺身をさっと湯引きしたものを洗いと呼ぶ地方もある。

文化

鯉の洗いを含む鯉料理はハレの日の料理として提供されてきた[1]

脚注

  1. ^ a b c 鯉のあらい 福島県”. 農林水産省. 2023年7月6日閲覧。
  2. ^ a b c 瓦家千代子「魚の調理」『生活衛生』第27巻第4号、大阪生活衛生協会、1983年、221-223頁。 


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