法龍寺・カエルの供養塔
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「一之江境川親水公園」の記事における「法龍寺・カエルの供養塔」の解説
幸雲山道観院・法龍寺(ほうりゅうじ)江戸川区船堀6丁目9番30号。慶長年間に雲誉道観法龍が開山した浄土宗寺院。本尊は阿弥陀如来。境内には北辰一刀流の武芸者・北島桃源の墓がある。寛文4年(1654年)建立の3猿が刻まれた青面金剛像庚申塔と明治31年(1898年)に建立された大岡勇喜頌徳碑は江戸川区の登録有形民俗文化財。大賀勇喜は明治8年(1875年)に船堀村に移り住み私立大岡学校を開いた。頌徳碑は大岡勇喜を慕う卒業生たちにより建てられたもの。現在は月映保育園を経営。 山門前には食用蛙供養塔が建つ。食用蛙は昭和頃から江戸川区内に生息し、池や沼、蓮田、水田などで繁殖して輸出もされた。昭和25年(1950年)には年間2万kg以上も捕獲されたがやがて乱獲のため激減した。この供養塔は昭和27年(1952年)東京都食用蛙組合が建立。蛙の図が描かれた珍しい供養塔である。また境内には大小様々なカエルグッズを展示した棚がある。レトロなグッズも多くディープな雰囲気を漂わせている。
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