河本にわとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 河本にわの意味・解説 

河本にわ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 09:58 UTC 版)

かわもと にわ
河本 にわ
生誕 (1863-09-17) 1863年9月17日
日本 近江国
死没 (1976-11-16) 1976年11月16日(113歳没)
日本 滋賀県
住居 日本 滋賀県
国籍 日本
テンプレートを表示

河本 にわ(かわもと にわ、 1863年9月17日文久3年8月5日〉 - 1976年昭和51年〉11月16日)は、1975年5月31日から死去まで長寿日本一[1]及び長寿世界一[2]であった滋賀県の女性。また、生年に確証のある中では当時の日本歴代最高齢でもあり、生年に確証のある日本人としては初めて113歳を迎えた人物でもあった[3]

来歴

滋賀県高島郡安曇川町で、より糸工場を経営していた河本家に嫁ぐ[4]。20代で結婚して8人の子を産み、生前に80人以上の子孫ができた。元自由民主党参議院議員河本嘉久蔵は孫である[1]。100歳のときに河本嘉久蔵から隠居所を貰い、晩年まで居住していた[5]

1975年5月31日梅田ミトの死去に伴い、長寿日本一および世界一の座を引き継いだ。この頃、毎朝5時に起床しお経を唱え、1日に牛乳4本を欠かさず飲んでいたという[4]。1976年11月16日午前8時半に113歳60日で死去[1]。出生記録が確認できる日本人としては、江戸時代生まれの最後の人物であった[注釈 1]

脚注

注釈

  1. ^ 大政奉還後である慶応4年(明治元年)を江戸時代とみなせば、出生記録が確かである江戸時代生まれの最後の人物は中山イサ(1868年6月15日(慶応4年6月3日) - 1977年5月25日)である。

出典

参考文献

  • 朝日新聞大津支局編 『現代の顔 : 湖国の100人』(サンブライト出版部, 1977年5月) p98-99
記録
先代
梅田ミト
存命人物のうち世界最高齢
1975年5月31日 - 1976年11月16日
次代
ソフィア・デ・ムース
先代
梅田ミト
歴代の日本最高齢
1975年10月10日 - 1991年7月5日
次代
白浜ワカ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「河本にわ」の関連用語

河本にわのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



河本にわのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの河本にわ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS