江田家
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江田 千夏(えだ ちなつ)〈36〉 演 - 飯島直子 嘘の舌。石川県出身、東京・白金にある花屋『フルール・ドゥ・さくら』の経営者。 高校3年のときに父・幸雄を亡くし、卒業後、単身で上京。水商売でコツコツお金を貯め、34歳で念願の小さな花屋をオープンした。市場で花を仕入れているところを、涼野耕平(後述)に見初められる。 故郷から母・典子を呼び寄せ、親子で店を切り盛りしながら幸せな生活を送る。「結婚」や「家庭」に幸せを求めず、何よりも「仕事」が大切である。 月に二回、大学の造園講座を受講するため金沢に帰郷。しかし、それは母への口実であり、父を死に追いやった陶芸家・白川隆一郎と密会することが目的だった。このときだけは、愛する男に身を委ねるひとりの女へ変貌し…。 江田 典子(えだ のりこ)〈60〉 演 - 松原智恵子 悪口。千夏の母。夫・幸雄は、名の通った丸谷焼の陶芸作家だった。当時、そんな幸雄の元を頻繁に訪れ手ほどきを受けていたのが白川隆一郎。その白川が、陶芸家として華々しく活躍し始めたのをきっかけに、幸雄は激しい嫉妬と共に酒に溺れる生活へ。結果、白川に励まされる屈辱を味わい自ら死を。 そのときから白川を呪い、殺したい程憎んでいる。千夏には「白川を殺してやりたい」「東京で白川に会うことがあったら殺してやるのよ」と口癖のように言う。 頑張り屋で親孝行の娘・千夏と暮らしており、店を手伝えることが嬉しくてたまらない。しかし、千夏と白川の関係を知ってしまったら…。
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