江戸川乱歩賞への挑戦〜単行本デビューとは? わかりやすく解説

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江戸川乱歩賞への挑戦〜単行本デビュー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 18:13 UTC 版)

中町信」の記事における「江戸川乱歩賞への挑戦〜単行本デビュー」の解説

1971年、「そして死が訪れる」で第17回江戸川乱歩賞最終候補作選ばれる選考委員仁木悦子は「卓抜な着想に感心させられた。アンフェアになりやすい構成なのだが、その点かなり工夫してある。私は受賞作にしてもよいのではないかという意見出した」と肯定的な評価をしたが、高木彬光は「作者データ―をかくせばかくすほど結末意外性出て来るにもせよ、読者のほうでは不愉快な読後感をおさえることは出来ない」、中島河太郎は「トリックおもしろさ過信して暴走してしまった」「この作品は単に読者ペテンにかけるだけにすぎない」と否定的な意見で、受賞作なしとなった1972年、「そして死が訪れる」を「模倣殺意」と改題し推理1972年9月号から3回分けて連載する1973年同作が『新人賞殺人事件』と再改題して出版され単行本デビューする江戸川乱歩賞にはその後も「空白近景」(前述短編とは別作品、1974年に『殺された女』と改題して刊行)と「教習所殺人事件」(1980年に『自動車教習所殺人事件』と改題して刊行)で二度最終候補になったが、受賞することはできなかった。

※この「江戸川乱歩賞への挑戦〜単行本デビュー」の解説は、「中町信」の解説の一部です。
「江戸川乱歩賞への挑戦〜単行本デビュー」を含む「中町信」の記事については、「中町信」の概要を参照ください。

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