永祚期におきた出来事
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「永祚 (日本)」の記事における「永祚期におきた出来事」の解説
永祚元年8月13日(ユリウス暦989年) - 近畿地方を猛烈な台風が襲い大被害が出た。この台風は永祚の風と呼ばれ、後々まで暴風雨の例えとされた。甚大な被害を理由として、翌年(990年)正暦に改元された。 永祚2年1月5日(同990年2月23日) - 一条天皇が11歳で元服し、藤原定子が女御として入内する。 10月5日(同10月26日) - 定子が立后される。太皇太后は故冷泉天皇の后昌子内親王、皇太后は一条天皇の母藤原詮子、中宮(皇后)は円融上皇の后藤原遵子と、三后の位が全てふさがっていたため、遵子が「皇后宮」、定子が「中宮」と称される(=皇后・中宮並立の初例)。
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