ローラーボール
(水性ボールペン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 14:11 UTC 版)
ローラーボール(英: rollerball)またはローラーボールペン(英: rollerball pen)は、ボールペンのうち、水性インクを使うものを指す。水性ボールペンともいう。一般的に、油性ボールペンよりも、弱い筆圧で書くことができ、よりくっきりした線を出せる。インクが水性なのでにじみやすい。万年筆よりインクづまりなどのトラブルが少ない。線の強弱は万年筆の方がデリケートに表現できる。
- ^ a b c “歴史 - OHTO” (2020年3月12日). 2024年1月1日閲覧。
- ^ “ぺんてるのあゆみ | ぺんてるの想い | サステナビリティ | ぺんてる サステナビリティサイト”. csv.pentel.co.jp. 2024年1月1日閲覧。
- ^ “ボールペンの歴史が知りたい|よくあるご質問|三菱鉛筆株式会社”. www.mpuni.co.jp. 2024年1月1日閲覧。
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- ^ “ゼブラの歩み|ゼブラ株式会社 採用サイト”. 採用サイト. 2024年1月1日閲覧。
- ^ “トンボのボールペン物語|トンボKIDS|トンボ鉛筆”. トンボKIDS|トンボ鉛筆. 2024年1月1日閲覧。
- ^ “キャップレスでもなめらかな書き味――パイロット、国内初のノック式水性ボールペン”. ITmedia エンタープライズ (2008年8月25日). 2024年1月1日閲覧。
- 1 ローラーボールとは
- 2 ローラーボールの概要
- 3 日本での歴史
水性ボールペン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:54 UTC 版)
「日本の発明・発見の一覧」の記事における「水性ボールペン」の解説
最初の水性ボールペンは、1963年に日本の文具メーカーのオートが発明したものである。
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水性ボールペン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 03:05 UTC 版)
詳細は「ローラーボール」を参照 オートの「水性ボールペンW」(1964年)が開祖で、ぺんてるの「ボールぺんてる」(1972年)のヒットにより普及した。欧米ではボールペンではなくローラーボールと呼ばれる。インクの粘度が低いため、さらさらとした感じの書き味が魅力である。油性ボールペンに比べ書き味、色の発色性の面で優れている。染料インクの場合、水に濡れるとインクが流れて字が消えてしまう弱点もある(顔料インクは耐水性がある)。 油性とは異なりドライアップしやすいため、使用後はキャップを確実に閉めなければならない。キャップのいらないノック式もあり、海外製では遅くとも1990年にはラミーの「swift」といった製品が登場しているが、日本製では歴史が浅くパイロットの「VボールRT」(2008年)で初めて実用化された。 水性ボールペンの内部構造には、インクの貯留方式によって中綿式と直液式がある。従来の中綿式は、毛細管の中綿からインクを供給するため、重力方向にかかわらず筆記できる特徴を持つが、インク残量が見えず、残量が減るとインクフローが下がる欠点がある。後年開発された直液式では、直接液状インクを貯蔵し、万年筆の櫛溝(蛇腹)に似たコレクターを通じて供給することで、中綿式の欠点を払拭している。コレクターのインク保留量には限界があり、極端な温度・気圧変化を受けるとインク漏れするおそれがあるが、この点でも改良は重ねられている。 これら古典的な水性ボールペンは下記のゲルインクボールペンに置き換えられ少数派となっているが、統計上ゲルインクが「水性」に含まれていることもある。
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