水中ノート・スレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 23:51 UTC 版)
「ダイビング器材」の記事における「水中ノート・スレート」の解説
水中ノートには耐水紙が使われ、元々ある程度のページ数があり、増やすことも可能なので大量の記録が可能である。水中スレートとは一般的に艶消しの白い下敷き状の薄い板で、水中ノート同様、鉛筆で記入する。21世紀初期の日本では、マグネットを利用したお絵かきボードを持つダイバーも多い。細かい書き込みはできないが、瞬時に消せるため、コミュニケーションツールとして非常に有効。ほとんどのガイドダイバーがゲストへの説明用ツールとして使っている。 撮影器具や水中ライトなどの精密・電気(電子)機器は、水に対して弱い性質のものであるため防水構造とする必要がある。防水は主にOリングなどのガスケットを用いて行われるが、機器が複雑・精密になればなるほど少量の浸水も許容されない(本質的な許容量のみならず、浸水により破損した際の経済的ダメージも大きい)ため、より高度な防水構造を備えざるを得ず、機器自体の価格も相俟って非常に高価なものになる傾向がある。1万円前後の水中ライトや2万円程度のハウジング(コンパクトデジタルカメラ用)から50万円を越えるハウジング(一部の一眼レフ用)や一部の高性能ライトが市場に混在しているのが現状である。
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