撮影器具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 23:51 UTC 版)
通常のカメラは、水中では内部に浸水してしまい使うことができない。この問題を解決するため、本体に防水性を持たせた水中カメラや、「防水ハウジング」と呼ばれる、カメラを収納し外部からの操作を可能にした専用防水ケースが用いられる。かつて水中カメラや防水ハウジングは高価であり、これらを使用するダイバーも限られていたが、最近ではデジタルカメラ用の防水ハウジングが比較的安価に入手できるようになったことから、多くのレクリエーショナルダイバーが水中撮影を行うようになっている。 防水ハウジングはコンパクトデジタルカメラ用、ミラーレス一眼用、一眼レフ用に大別され、価格と大きさもおおむねその順である。 ただし水中では、光の減衰率が特に長波長(赤色寄り)において高く、良質な写真を撮影するには光量を確保するための外部光源などが必要になる。外部光源とは外付けのストロボや、強力かつ均一な光を放つ撮影用ライトを指す。
※この「撮影器具」の解説は、「ダイビング器材」の解説の一部です。
「撮影器具」を含む「ダイビング器材」の記事については、「ダイビング器材」の概要を参照ください。
- 撮影器具のページへのリンク