気血水理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:19 UTC 版)
気血水説は古医方を唱えた吉益東洞の考えを、長男の吉益南涯が敷衍した理論であると日本では言われているが、『黄帝内経』に同じような記述も見られる節もあり、表現が違うだけで東洞が考えたというのは甚だ疑わしいとする声もある。 気血水理論では、 気(き) 人間の体の中を巡っている仮想的な「生命エネルギー」のようなもの。 血(けつ) 体内を巡り組織に栄養を与える。血液がそれに近い。 水(すい) 血液以外の体液がそれに相当する。 の3つの流れをバランスよく滞りない状態にするのが治療目標になる。
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