民間事業者との競合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 15:02 UTC 版)
「鉄道企業体スロバキア」の記事における「民間事業者との競合」の解説
旧ZSSKが運行休止したブラチスラヴァ県内の地方線区におけるローカル列車の運行を一時手がけたブラチスラヴァ地域鉄道線企業体(BRKS, 2011年破産)が旅客輸送事業から撤退したのち、周辺諸国の国有会社による乗り入れ列車を除きスロバキア国鉄線で旅客列車を運行する唯一の事業体だったが、チェコのレギオジェット株式会社 (RegioJet, a.s.) が2010年にスロバキア運輸郵政通信省(当時)と9年間の旅客列車運行契約を締結し、2012年3月からブラチスラヴァ - コマールノ鉄道線においてプラハ中央駅とブラチスラヴァ中央駅を結ぶチェコ - スロバキア間国際優等列車の運行を開始した。さらにチェコのレオエクスプレス株式会社 (LEO Express, a.s.) も、チェコ国内で運行していたプラハ - オストラヴァ間の優等列車を延長運行する形でスロバキア国鉄線での運行に参入した。 2018年現在は昼行がプラハ中央 - ブルノ - ブラチスラヴァ中央(レギオジェット)、プラハ中央 - オストラヴァ - ジリナ - ポプラト - コシツェ(レギオジェット社)およびプラハ中央 - オストラヴァ - ジリナ - ポプラト - コシツェ - プレショウ(レオエクスプレス社)で、夜行がプラハ中央 - オストラヴァ - ジリナ - ポプラト - コシツェ - フメンネー(レギオジェット社)で、それぞれZSSKと競合している。
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