民主党書記長
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2012年、指導部の若返りを掲げて党書記長選挙に出馬するが39%の得票に留まり、イタリア共産党時代からのキャリアを持つベテラン政治家のピエル・ルイジ・ベルサーニに敗北した。 ベルサーニは中道右派連合の諸政党が合流した自由の人民と協議を重ね、ジョルジョ・ナポリターノ(元イタリア共産党)に代わる大統領としてフランコ・マリーニ元上院議長を擁立したが、これに不支持の意向を即座に表明した。マリーニを「カリスマ性も国際的評価もない前世紀からの候補者」と批判、妥協的な人事に対して議会内にいる自派50名はマリーニの大統領就任案に投票しないと述べた。主要政党の幹部は大統領の再選を固辞していたナポリターノが続投する事となり、混乱の責任を採ってベルサーニは党書記長を辞任した。 2013年、同年の党書記長選挙に出馬。ポピュリズムの台頭や大連立政権などの混乱した政局に対して清新な中道政治の復活を掲げ、68%を獲得して書記長に選出された。
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