民主党公認料請求疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:25 UTC 版)
2007年(平成19年)4月8日施行の埼玉県議会議員選挙において、埼玉県議会議員西12区(鶴ヶ島市)から無所属で出馬した県議候補者中郡龍二から、4月4日発行の選挙公報で、金を要求されたと名指しされた。 同候補は、当初は民主党公認候補として出馬を予定しており民主党埼玉県総支部連合会に公認申請まではしていた(後に取り下げた)が結局無所属で出馬することになった。その理由を同候補は、「初めは民主党からと思いましたが、私が断りました。 公認に際して地区の総支部長(松崎哲久)から金を要求されたからです」と説明。 要求された金額については 「公認料として最初に200万円。当選後は毎月20万円」と記している。民主党では基本的に公認料というものは存在せず、松崎はこれを全面的に否定し、即日選挙公報の不法利用であるとして公職選挙法違反の疑いで西入間警察署に告訴状を提出した。 埼玉県選挙管理委員会によると、選挙公報は、政見発表の自由を侵害しないよう、候補者が提出する原文のままを掲載するのが原則であるとしている。当初は同候補の選挙公報の原稿を受け付けた鶴ヶ島市選挙管理委員会は同候補に対して内容はそのままでよいのか何度も確認を取ったが、「原稿について、同候補はそのままの掲載を希望した」 という。鶴ヶ島市選挙管理委員会は埼玉県選挙管理委員会にそのまま掲載してよいか照会したが、上記理由により、そのままの掲載が認められることとなった。 同候補は「事実関係を書いただけ」と話している。
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