歩兵にちなんだ言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 09:18 UTC 版)
「歩兵 (将棋)」の記事における「歩兵にちなんだ言葉」の解説
歩が付く 遠距離に対する合駒として歩が打てること。二歩のルールがあるため、同じ列に歩があると歩を打つことができない。そのため、敵陣や自陣の深くに歩があると、香打ちに対して歩で合いをする事ができないことがある。その場合、「歩がつかない」ということがある。 歩を切らす 持ち駒に歩が1枚もないこと。大抵の場合持ち駒にはある程度の歩があることが多く、歩を切らした状態は悪いとされる。「歩がない将棋は負け将棋、所詮歩がなきゃ成り立たぬ」 歩を垂らす 次の手で「と金」に成れる位置に歩を打つこと。直接急所に打つ歩に対して、効果的な場合が多い。 端歩 1筋、もしくは9筋の歩。下に香がいるため突きやすいが、端にあるため戦場に絡みにくく、また相手にも香がいるため有効打にはなりにくい。そのため他に有効な手がないときに、とりあえず突いておく駒とされることが多い。端に角や玉がのぞいた際、歩を突く手が厳しくなりやすい。 金底の歩 金のひとつ後ろにある歩。金は後ろに下がることができ、歩は前に進むことができるのでお互いに利きあっており、硬い形とされる。 位(を取る) 歩を突いていくと、お互いに1マス開けたところで先に突いたほうが取られる形になる。これを五段より相手側で起こすことを「位を取る」という。
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