武器としての斧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 14:05 UTC 版)
斧は庶民の生活の道具であったがために規制を受けず、刀や弓と異なり訓練を受けることなく利用できたことから、古今東西に武器として特化した斧が存在する。日本の律令時代では兵が装備するものとして、斧1つ、小斧1つ、手鋸1つなどが記されており、斧が兵装として認識されている。また、漢字の「王」の字は闘斧に由来し、クレタ島のミノス文明における王権の象徴も双闘斧がたびたび用いられている。 柄を長くして破壊力を増したもの 戦斧(バトルアックス) ハルバード 大斧(鉞) 目標に向かって投擲する投斧 フランキスカ また、戦場では武器として以外にも攻城用(壁、石垣の破壊等)や陣地整備用の工具としても使用された。フランス外人部隊の工兵は、通常の服装・装備は他部隊と共通である一方、式典の礼装では小手付き手袋と革製エプロンとを着用し、右肩に斧を携えた姿となる。
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