正教会での伝承の概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:13 UTC 版)
「マグダラのマリア」の記事における「正教会での伝承の概略」の解説
マグダラのマリアについて、福音書に記載の無い伝承は以下の通りである。 主の升天後、生神女(聖母マリア)や使徒達とともに常に祈り、広くエルサレム中に主の復活を伝え、第一の証人となった。 神の道を伝えるために、方々を旅した。 ローマへ行き、皇帝ティベリウスに会って紅い鶏卵を献上し、ハリストス(キリスト)の復活を伝え、主の十字架の死を物語り、ピラトによるイイスス・ハリストスの死刑は不法であったと皇帝に訴えた。ユダヤ人には、貧しい者が祝賀・敬意の気持ちを示す際に鶏卵を贈る習慣があり、この習慣に則ってマグダラのマリアが皇帝に紅卵を献上してから、復活の記憶(復活大祭)に鶏卵を贈る習慣が始まった。
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