歌に捧げた人生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:07 UTC 版)
デビュー当初は「二十歳までに結婚したい」と語っていたこともあるが、実際には生涯独身を通した。いつの頃からか結婚への願望をふっ切るようになったようである。「私は歌と結婚したから今生では結婚できないの」と度々話していたという。 アルバム『AVE MARIA』の収録を終えた後、ジャケット制作のためスタッフとの顔合せが行われた。その席で本田は「私はこのアルバムに命を賭けていますので、絶対に失敗できないのでよろしくお願いします」とあいさつした。 舞台には歌の神様がいると話し、いつも出番の前には舞台の天井を見上げて祈りを捧げていた。2004年(平成16年)12月22日のクリスマス・コンサートではめずらしく舞台裏の様子を撮影することを許可していた。このため写真家の原田京子は誰もいない開演前の舞台で天井に両手を差し伸べて祈る本田の姿をとらえることに成功している。 本田の療養中に発売されたミニアルバム『アメイジング・グレイス』のライナーノートには手書きのメッセージを寄せ、次のように述べていた。 私は今まで、歌と一緒に歩んできました。…私の歌が皆さんに、歌の素晴らしさを伝えることができるよう... 1人でも多くの方の心が豊かになれるよう... という願いを込めて これからも、歌い続けたいと思います。 —本田美奈子.,ミニアルバム『アメイジング・グレイス』
※この「歌に捧げた人生」の解説は、「本田美奈子.」の解説の一部です。
「歌に捧げた人生」を含む「本田美奈子.」の記事については、「本田美奈子.」の概要を参照ください。
- 歌に捧げた人生のページへのリンク