次世代フォーマット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:04 UTC 版)
「BMS (音楽ゲーム)」の記事における「次世代フォーマット」の解説
BMS書式の拡張性の乏しさを唱える者も多く、BMS CREATORの作者であるTIXらが策定した「BMX (Be-Music eXtend format)」や、ナナシグルーヴの作者である激辛党らが策定した「BM3」、「XBMS」、「BMS 2.0」などの次世代規格が案出されたが、実現することなくプロジェクト自体が終了していった。一方実現した物として、2000年に登場した「BMS-2」があり、対応したプレイヤーとしてBM-A4が登場した。その後、同形式に対応したbeat arrangerが登場。BMS-2に準拠したBAS(beat arranger script)に対応したが、本体が未完成のまま開発が終了した。また、Lunatic Raveの作者であるlavalseが策定した「LRX」があり、plugout -ARCADE EDITION-で採用された。 2015年8月13日にwosdergeが次世代BMSフォーマットであるBMSONを公開した。BMSONフォーマットはJavaScript Object Notationをベースとしたフォーマットであるため、BMSフォーマットとは記述方式が異なる。また、音声ファイルの分割が不要となった。対応プレイヤーやエディタ、BMSからのコンバータも幾つかリリースされており、2016年にリリースされた『beatoraja』ではLunaticRave2のスキンデータが利用できるなどBMSONに移行しやすい環境が整備されている。
※この「次世代フォーマット」の解説は、「BMS (音楽ゲーム)」の解説の一部です。
「次世代フォーマット」を含む「BMS (音楽ゲーム)」の記事については、「BMS (音楽ゲーム)」の概要を参照ください。
- 次世代フォーマットのページへのリンク