機関・燃料の種類による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 01:32 UTC 版)
「気動車」の記事における「機関・燃料の種類による分類」の解説
蒸気動車 ガソリン動車 ディーゼル動車 天然ガス動車 ガス発生炉搭載動車(発生炉ガス動車) 車載ガス発生炉で固形燃料を不完全燃焼させ、発生した合成ガスを燃料にして走行する内燃動車。代用燃料車(代燃車)の代表的存在であり、 ガス発生炉搭載動車のみを指して代用燃料車(代燃車)と呼ぶこともある。木炭自動車の気動車版といえる。 ガスタービン動車 電気・ディーゼル両用車両 電動機で駆動するが、駆動用電源は発電機による発電と外部(架線・第三軌条)からの給電の両方に対応する。端的に言えば電気式ディーゼルに対して架線などから電力を得る回路を付加した形である。日本ではJR東日本が2017年に運行を開始したTRAIN SUITE 四季島用のE001系がこれに該当する。その他の事例についてはリンク先を参照のこと。デュアルモード車両、バイモード車両、重複動力装備車輌などとも呼ばれる。 燃料電池動車 燃料電池車両は、電源機構が一般的な熱機関に該当しない電気動力車であるため、正確には気動車の範疇に含まれない。ただし、非電化路線での気動車を代替する運用の想定や、在来型気動車およびハイブリッド気動車との開発研究上の兼ね合いから、気動車を解説する文脈で併せて取り上げられることが多い。 ガソリン動車、ディーゼル動車、天然ガス動車、ガス発生炉搭載動車(発生炉ガス動車)、ガスタービン動車など内燃機関を搭載した気動車を内燃動車と呼ぶこともある。この他、動力を持たない気動車として付随車(気動付随車)と制御車(気動制御車)があり、動力を持つ気動車とともに使用される。
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