機能性野菜とは? わかりやすく解説

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きのうせい‐やさい【機能性野菜】

読み方:きのうせいやさい

本来は含まれていなかったり、微量にしか含まれていなかったりする栄養成分を、人工的に添加した増加させたりした野菜野菜には含まれないビタミンB12添加したカイワレダイコンや、リコピン含有量増加させたトマトなどがある。


機能性野菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 07:50 UTC 版)

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機能性野菜とは、本来は全く含まれない、もしくはごく微量にしか含まない成分を、何らかの技術を用いて高含有にした野菜に対する慣例的な名称。

実現方法別に幾つか例を挙げる。

もともと含まれていない成分を生産工程で与えたもの

本来野菜には含まれないビタミンB12を生産過程で与えて作られる「マルチビタミンB12かいわれ」がある。広島大学スプラウトメーカーである村上農園の共同研究によって開発され、2004年に商品化された[1]

もともと含まれる有用成分を生産方法で増やしたもの

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーに微量に含まれるフィトケミカル「スルフォラファン」を生産方法の工夫によって[要出典]高濃度に含有させている。米国ジョンズ・ホプキンス大学の医療機関に所属するポール・タラレー博士によって開発された機能性野菜である。抗酸化作用がん予防効果が期待されるスルフォラファンが、ブロッコリーの7〜20倍[要出典]含まれている。

品種改良によるもの

トマト
カゴメの高リコペントマト「こくみ」、タキイ種苗の高リコペンミニトマト「アイコ」、高シス・リコピントマト「桃太郎ゴールド」(黄色トマト)など
ニンジン
サカタのタネの高β-カロテンニンジン「ベータリッチ」
タマネギ
タキイ種苗の高ケルセチンタマネギ「Dr.ケルシー」
ピーマン
日本ベジフルーツの「アナスタシア」には、ビタミンC、β-カロテン、ポリフェノールアントシアニン)が多いものが、各1種ある。

出典

  1. ^ 国内初のビタミンB12含有野菜「マルチビタミンB12かいわれ」の量産化に成功、出荷を開始 メーカーである村上農園のサイトより



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