機体仕様制限の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/02 07:13 UTC 版)
「フリーフライト (模型航空)」の記事における「機体仕様制限の変更」の解説
1958年度から次の規定によることとなった。 “ モーターラン15秒、5分×3ラウンド 世界選手権は隔年開催。出来ればW級、N級と一緒に3種目同時開催。 国際級がスフリー機の機体重量は300g/㏄以上。(15エンジンでは750g。現在も同じ。) 翼面荷重20g/平方dm以上(機体重量750gのとき37.5平方dm以下。現在も同じ) ” 第7回は1958年にイギリスのクランフィールドで開催され、エルノ・フリギス(ハンガリー)が890秒で優勝。上記の規定改正による機体重量増加が効いてパーフェクト・タイム、フライオフは無い。 2位はチェコのV.ハイエクで、東欧が台頭、3位のボンド・ベーカー(オーストラリア)の機体は、異例のハイ・スラスト設計で、同選手は翌日のウエークフィールド級も優勝。。 機体重量が大幅に増えたために、機首モーメントが長くなり、エンジンのジャイロ効果が増幅されて調整に苦労する傾向が出た。フリギス機の翼型のベネデックB8353b/2は、今回が初出で、後年ガス・フリー用翼型の定番。オートラダーとVISの両装備も、今回初出。
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