模型で作る痛車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 23:19 UTC 版)
2008年には青島文化教材社より痛車を題材にしたプラモデルが発売された。2008年1月の新商品として青島文化教材社から涼宮ハルヒの憂鬱のキャラクターを描いた痛車(ベース車両はRX-7(FD3S))、続いて同年4月には第2弾としてスプリンタートレノ(AE86)をベースに『ToHeart2』のキャラクターを描いた痛車、そして第3弾で マツダ・ロードスターをベースにした『らき☆すた』痛車と、発売1年強で正規7種+α(トラック)をリリースしている。さらに同社は「痛車」を商標登録に出願し、2008年6月27日に登録されたほか、ミニカー、デカールのみのシリーズも発売された。 後発となったフジミ模型はコトブキヤと手を組み、痛車プラモデルのシリーズを発売したほか、グッドスマイルレーシングからもデカールが多種類発売された。タミヤ模型からは、痛車ミニ四駆としてピアプロとのコラボ企画で初音ミクおよび鏡音リン・レンをあしらった車両が発表された。ベース車はトルクルーザーと推測される。また当該車両以外のモデルやラジコンでペイントや自作デカールにより手を加えた痛車を作る者も増えてきている。 ただし、ラジコンに関しては元々ポリカーボネート製のクリアボディを裏から塗装するという技法を用いることから、アニメのセル画の要領でボディにキャラクターの輪郭線をトレースし裏から着色してアニメのキャラクターをボディにあしらうという愛好家が1980年代頃から既に存在し、痛車という言葉が存在する前はキャラボディと呼ばれ、ラジコン専門誌であるRCマガジンの読者投稿のコーナーでもしばしば取り上げられていた。
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