極楽寺 (豊岡市)とは? わかりやすく解説

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極楽寺 (豊岡市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 18:42 UTC 版)

極楽寺

清閑庭、本堂
所在地 兵庫県豊岡市城崎町湯島801
位置 北緯35度37分26.011秒 東経134度48分18.745秒 / 北緯35.62389194度 東経134.80520694度 / 35.62389194; 134.80520694
宗派 臨済宗大徳寺派
寺格 末寺
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)応永1394年 - 1427年
開基 (伝)金山明昶
中興年 江戸時代
中興 沢庵宗彭
札所等 近畿楽寿観音霊場3番札所
文化財 山門(豊岡市指定文化財
法人番号 3140005012346
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極楽寺(ごくらくじ)は、兵庫県豊岡市にある臨済宗大徳寺派仏教寺院本尊は、阿弥陀如来城崎温泉郷の西南の隅に位置する。

歴史

寺伝によれば、応永1394年 - 1427年)の頃に金山明昶(きんざんみょうしょう)と呼ばれる禅師開基(創設)したと伝わる。後に衰退の一途を辿るが、寛永年間に湯治に訪れた沢庵宗彭が寺院を中興したという[1]慶安1648年 - 1651年)の頃には、豊岡城(亀城)主に厚く保護されている。

尚、寺の本堂は焼失に伴い再建された物であり、1983年昭和58年)5月4日、山門が城崎町(当時)の指定文化財に指定された[2]

境内

石庭

  • 石庭 - 枯山水式石庭となっており、「清閑庭」(せいかんてい)と称されている。
  • 独鈷水(どっこすい) - 城崎温泉開祖の道智上人が発見した名水

境内

  • 庚申堂 - 薄田兼相(岩見重太郎[3])が寝泊りしたと伝わる。
  • 大師堂 - 起伏した山頂に位置している。
  • 本堂 - 1912年に火事に合い焼失した。現存する建物は、1921年に建築された。
  • 山門 - 建築当時の姿を留めており、城崎町指定文化財となっている。
  • 弁天堂
  • 一星地蔵尊 - 1769年明和6年)建立。

所在地

交通アクセス

脚注

  1. ^ ひょうごの環境 円山川眺望のみち 兵庫県、2024年10月29日閲覧。
  2. ^ 豊岡市指定文化財一覧 - 豊岡市
  3. ^ 伝説では、「岩見重太郎」という人物が語り継がれているが、薄田兼相と同一人物の可能性は高い。

関連項目

外部リンク




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