植物学書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 04:09 UTC 版)
1822年(文政5年)『菩多尼訶経』(ぼたにかきょう)、1835年(天保6年)に『理学入門 植学啓原』(りがくにゅうもん そくがくけいげん)を出版して西洋の植物学を日本にはじめて紹介した。菩多尼訶は植物学を意味するラテン語 Botanica の字訳であり、経はその本文を経文になぞらえて執筆したことによる。フランシスコ・ノローニャによる写本を模写・翻訳した植物図鑑『彩色ジャワ植物図譜』を辻蘭室と作成。小野蘭山が模写した日本初の近代的植物図譜の可能性がある。
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