植民地時代の先住民の共同体による土地所有
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 09:02 UTC 版)
「エヒード」の記事における「植民地時代の先住民の共同体による土地所有」の解説
エヒードという言葉はもともとはスペインで村の共有地を指す語で、ラテン語のexitus(出発、出口)に由来し、集落に隣接して存在したためにこの名で呼ばれた。 スペインによるアステカ帝国の征服以降も中央メキシコの先住民共同体は土地保有を含めてほぼ手付かずのままだった。スペイン王室は先住民共同体が土地を支配していることを保証した (es:Fundo legal en México) 。またインディオ総合裁判所(Juzgado General de Indios)が創設されて、スペイン人の不法占拠に対して先住民とその共同体が自分の権利を守ることができた。スペイン人は先住民の共有地に対してスペイン語の術語を適用し、植民地時代初期にエヒードと呼ばれるようになった。
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