森伊蔵の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:41 UTC 版)
「森伊蔵」の裏ラベルに「かめ壺焼酎森伊蔵は、初代より受け継いだ技で、契約栽培のさつまいもを昔ながらのかめ壺でじっくりと熟成発酵させた焼酎です。甘味のあるまろやかな味わいは、蔵元として自慢の焼酎です。 五代当主」とある。森伊蔵酒造の4代目の名前が由来である。1981年に帰郷して、1986年に第5代当主として蔵を継いだ森覚志が、従来の製法や販売方法を「百八十度変える」と志して作り出した。父への敬愛と、森伊蔵という人名が他にいそうになかったことから焼酎の名にすることを思い立った。父の伊蔵は焼酎の味は褒めたものの、己の名をつけることには反対したが、反対されたが故に「百八十度変える」という志に叶うと考えて、森伊蔵という銘柄名を確定させた。 焼酎の銘柄で、人名をブランド名にするはしりでもあった。かつての銘柄は「錦江」(蔵の眼前に広がる錦江湾にちなむ)。このラベルもいくつかの変遷を経ている。最初は「契約栽培」ではなく「有機栽培」だった。
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