株式会社ノリタケ伊万里
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1961年(昭和36年)に旧・日本陶器は「アイボリーチャイナ」という新しいディナーセットを発売した。これは硬度の高い硬質磁器であり、需要が増大したため1967年(昭和42年)5月31日に伊万里陶業株式会社を佐賀県伊万里市の工業団地に設立して増産にあたることになった。1979年(昭和54年)1月には高級磁器であるボーンチャイナの生産を手掛けるようになり、1982年(昭和57年)9月には旧・日本陶器からボーンチャイナの製造が全面移管された。 1987年(昭和62年)に汎用ロボットシステムを組み込んだ全自動成型ラインが採用され、1993年(平成5年)7月1日に伊万里陶業は株式会社ノリタケ伊万里に名称を変更した。なおアイボリーチャイナの生産は同じノリタケグループのノリタケ曽根やノリタケ日窯(共に後のノリタケ東濃、2001年3月31日に会社清算)が担当するようになり、さらに1995年(平成7年)からノリタケフィリピンに生産が移管された。
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