柿本龍樹(かきもと たつき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:53 UTC 版)
「ミスター味っ子の登場人物」の記事における「柿本龍樹(かきもと たつき)」の解説
通称「タッキー」。人と同じやり方を良しとせず、どこか飄々とした性格。少年部の面々が陽太の父陽一と会った際に全員が憧れのまなざしを向け、過去の陽一の料理を絶賛する中、一人「中には少々無茶な料理もあると」と言いかけて全員に袋叩きに遭っている。その性格が水と油で、前述の安藤とは犬猿の仲。しかし、苛酷な環境で過ごした経験から、内面はかなりシビアな考えの持ち主で、他人を気遣おうとする陽太に皮肉をもらす事も多いが、何だかんだで面倒見の良さを見せる事もある。作る方も味覚に関しても優れており、将来は味皇料理会の屋台骨になるほどと称される。10歳の頃に両親を交通事故で亡くし、その後しばらく施設に預けられていたが、そこは日常的に施設の人間達から虐待を受け、食べる物も着る物もままならないという非常に悪辣な環境となっていた。その為、耐えられなくなって施設を飛び出し、行き倒れになっていたところを、少年部の講師でもある水谷に保護される。そしてある出来事をきっかけに、水谷の養子となり、現住所は水谷宅であるが、水谷にあまり迷惑をかけたくないという理由から橋の麓にテントを張って暮らし、自活で暮らしている。日之出食堂が全壊した陽太は、一時期彼のテントに転がり込んでいた。
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