柳田國男による説とは? わかりやすく解説

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柳田國男による説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:29 UTC 版)

奈良」の記事における「柳田國男による説」の解説

平(なら)した地の意で、緩傾斜地を指すとする。柳田が『地名研究』において論じているもの。柳田によれば東国では平(タヒラ)、九州南部ではハエ呼ばれる山腹傾斜比較緩やかなる」地形は、中国・四国ではナル呼ばれている。ナラス動詞)、ナラシ副詞)、ナルシ形容詞)はその変化形である。実際にナル呼ばれる地名は、「平」「阝+平」「坪」など、「平」を含んだ漢字当てられており、「文字語義証明している」。また、因幡志1795年)巻14挿図には「平地と書いて「ナルヂ」の振仮名があり、この地方では近代まで普通名詞として用いられていたとも柳田推測している。ナラナロはその異種であり、実際奈良はかつて「平城と書かれることもあった。この説は、日本国語大辞典各種地名辞典郷土史本でも取上げられており、最も有力視されていると言える

※この「柳田國男による説」の解説は、「奈良」の解説の一部です。
「柳田國男による説」を含む「奈良」の記事については、「奈良」の概要を参照ください。

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