枯渇と代替品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 20:48 UTC 版)
ブラジルボクは過度の伐採により絶滅の恐れがあるため、IUCNに絶滅危惧種として登録されている。また2007年6月にハーグで開かれたワシントン条約締約国会議において、ブラジルボクは同条約附属書IIに記載された。 2000年、ブラジルボクの生態系保全を目的に研究や啓蒙活動を行う団体IPCI(International Pernambuco Conservation Initiative)が米国で設立され、2002年にドイツ、カナダでも設立された。2004年からはブラジル政府機関の協力の下、PPB(Programa Pau-Brasil)として植林活動を本格的に始動している。 弓の代替材料として様々な試みが行われてきたが、同じブラジル産の熱帯雨林材であるマサランデュバ (Manilkara bidentata, Balatá)、イペ、などの他、最近では繊維強化プラスチック(FRP)、カーボンファイバー、グラスファイバーなど人工繊維製弓の改良も進んでいる。 花 葉 突起のある幹
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