枝番などの設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:36 UTC 版)
「系統番号 (バス)」の記事における「枝番などの設定」の解説
事業者によっては、同じ番号内で区間便や、経路違い、末端で分かれるなどの区別を枝番を付けるなどの方法で対応する。 代表的なのは「22-1」「22-2」系統といったように、ハイフン付の数字を付けるものであるが、大阪シティバスなどで見られる「88A」「37A」号系統や西鉄バスで見られる行先番号「29N」「72C」番のようにアルファベットを付けるもの、西日本鉄道で「3-3N」番の様に枝番+アルファベットで表すもの、都営バスのように「甲・乙・丙・丁・折返・急行」などで区別するもの(錦13のように"甲・乙"を表示しない場合がある他、内部的に甲1・甲2のように更に細分化される場合がある)、京都市営バスのようにアルファベット・甲乙丙・「臨」「特」を付けるものなどもある。一方で、枝番を付けずに異なる番号にする場合や、枝番に相当する系統が便数が少なかったり、出入庫系統のときは番号なしにする場合も存在する。 遠州鉄道バスでは、8-33の様な系統がいくつか存在するが、これは8の33番目の枝番という意味ではなく、33の路線を市街地側で8の路線の経路に変更し、8の経路→33の行先、という意味合いで8-33とされている。なお、これらの系統は逆方向では市街地側の番号(この例では「8」)のみとなる。同社にはテクノ系統の頭を取った「46-テ」という系統も存在する。 熊本都市圏のバス各社(九州産交バス、産交バス、熊本電気鉄道、熊本バス、熊本都市バス)では、「M6-1」のように枝番を設けている。アルファベットは方角などによって振り分けられ、数字は主要経由地を、枝番で行先や主要経由地以降に通過する分岐を示している。
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