東安郡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 東安郡の意味・解説 

東安郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 09:18 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

東安郡(とうあん-ぐん)は、中国にかつて存在した西晋から初にかけて、現在の山東省西部に設置された。

概要

297年元康7年)、東莞郡を分割して東安郡が立てられた[1]。東安郡は徐州に属した。

南朝宋のとき、東安郡は新泰発干の3県を管轄した[2]

北魏献文帝のとき、東安郡は東徐州に属した。498年太和22年)、東徐州は南青州と改称され、東安郡は南青州に属した。東安郡は蓋・新泰・発干の3県を管轄した[3]

北周のとき、東安郡は莒州に属した。

583年開皇3年)、が郡制を廃すると、東安郡は廃止されて、莒州に編入された[4]

富春の東安郡

本節では、現在の浙江省杭州市一帯に設置された東安郡について述べる。226年黄武5年)、三国により3郡の悪地10県が分割されて、東安郡が立てられた。全琮太守となり、郡治は富春県に置かれた。228年(黄武7年)、東安郡は廃止された[5]

脚注

  1. ^ 晋書』地理志下
  2. ^ 宋書』州郡志一
  3. ^ 魏書』地形志二中
  4. ^ 隋書』地理志下
  5. ^ 三国志』呉書呉主伝および全琮伝



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東安郡」の関連用語

東安郡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東安郡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東安郡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS