東宏輝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 08:32 UTC 版)
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ No.71 | |
---|---|
ポジション | SG |
所属リーグ | B3リーグ |
基本情報 | |
国籍 | ![]() |
生年月日 | 1995年6月24日(29歳) |
出身地 | ![]() |
身長 | 185cm (6 ft 1 in) |
体重 | 79kg (174 lb) |
キャリア情報 | |
中学校 | 神谷中学校 |
高校 | 國學院大學久我山高等学校 |
大学 | |
プロ選手期間 | 2017–現在 |
経歴 | |
2017-2022 | 豊田合成スコーピオンズ |
2022-2023 | 東京ユナイテッド |
2023-2024 | 富山グラウジーズ |
2024-2025 | しながわシティ |
2025- | 東京ユナイテッド |
キャリアハイ | |
レギュラーシーズン / プレーオフ | |
得点 | 33:vs豊田合成(2022/11/12) |
3ポイント成功数 | 7:vs三重(2024/09/30) |
リバウンド | 6:vs静岡(2022/02/13) |
アシスト | 7:vs横浜EX(2022/01/16) |
スティール | 4:vs岐阜(2023/04/02) |
選手情報 B.LEAGUE.jp
|
東 宏輝(ひがし ひろき、1995年6月24日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。埼玉県出身。ポジションはシューティングガード。B3リーグ・東京ユナイテッドバスケットボールクラブ所属。父親はバスケットボール選手・指導者・解説者の東英樹である[1]。
来歴
プロ入りまで
埼玉県出身。
向小学校(ミニバスはZEBRA)を経て、神谷中学校卒業。
國學院大學久我山高等学校にて、ウィンターカップではベスト8となった[2]。 同級に濱西秀人(東京海上日動ビッグブルー)、トカチョフ・サワがいる。 高校3年次に東京国体を優勝した。 国体での東京選抜では新川敬大(京北高校/ベルテックス静岡)、新号健(八王子高校/東京ユナイテッド)、北代智樹(早稲田実業高校/東京海上日動ビッグブルー)とチームメイトだった[3]。
名古屋学院大学では東海大会MVP・得点王・アシスト王[4]および西日本大会敢闘賞に選出[5]された。2級下に堀内星夜と鈴木空、3級下に王偉嘉、山本楓己がいる。
豊田合成スコーピオンズ時代(2017-22)
2017-18シーズン。 2017年に豊田合成スコーピオンズに入団し、B3リーグ所属となる。 2試合に出場。
2018-19シーズン。 36試合に出場し、9.03得点、FG53.5%、3P43.9%、FT87.2%を記録した。
2019-20シーズン。 39試合に出場し、6.74得点、FG53.5%、3P49.3%、FT83.3%を記録した。
2020-21シーズン。 38試合に出場し、6.84得点、FG41.6%、3P33.3%、FT85.2%を記録した。
2021-22シーズン。 47試合に出場し、26試合に先発、5.83得点、FG44.6%、3P34.2%、FT77.3%を記録した。 2021年12月19日にキャリアハイの29得点を記録し、自分にもできるという自信が芽生え、プロ転向を決意した[1]。
東京ユナイテッド時代(2022-23)
2022-23シーズン。 2022年に東京ユナイテッドバスケットボールクラブに移籍しプロに転向した。 天皇杯では初戦のさいたまブロンコス戦では3P3本の9得点をあげて勝利に貢献した。続く岩手ビッグブルズ戦では7得点したもののチームは敗退した。 2022年11月12日に古巣の豊田合成戦でキャリアハイの33得点をあげて勝利に貢献し、ゲームMVPに選ばれた[6]。 B.LEAGUE モテ男 No.1 決定戦に東京ユナイテッド代表としてエントリーされた。 50試合に出場し、47試合で先発とスターティングファイブを勝ち取った。過去最長の23.96分出場で、初の二桁である10.62得点、FG48.3%、3P39.3%、FT71.7%を記録した。 「B1でスタメンとして活躍する」という目標を達成すべく、富山グラウジーズに練習生として移籍する事を決めた[7]。
富山グラウジーズ時代(2023-24)
2023-24シーズン。 2023年7月に練習生としてB1の富山グラウジーズへ加入した。加入時に「國學院大學久我山高校の先輩にあたる小野龍猛とプレーすることを楽しみにしていることをコメントした[8]。 喜志永修斗が練習中の負傷でインジュアリーリストに登録されることを受け、コールアップされた東は選手契約を締結した[9][10]。 天皇杯では、サンロッカーズ渋谷戦に出場した。 13試合に出場し、平均3.46分、1.00得点を記録した。 B1でのキャリアハイは得点が4点(2024/02/04、vs秋田)、FG成功数が2本(2024/02/04、vs秋田)、3PT成功数が1本(2024/02/11vs仙台)、FT成功数 が2本(2024/03/06、vs島根)、アシストが1本(2024/02/11vs仙台)、リバウンドが2本(2024/02/04vs秋田)、スティールが2本(2024/03/06vs島根)、出場時間が10分0秒(2024/03/06vs島根)となる[11]。
しながわシティ時代(2024-2025)
2024-25シーズン。 しながわシティと契約した[12]。 バスケットボールキャリアの中では初めての副キャプテン就任となった[13]。 天皇杯では初戦の滋賀レイクス戦に先発出場し3P2本を含む10得点してB1へのアップセットに貢献した。続く三遠ネオフェニックスでも9得点をあげたがチームは敗退した。 開幕節(2試合目)の三重戦にてキャリアハイとなる7本(7/8)の3Pを成功し、チームの勝利(83-62)に貢献した[14]。 2025年3月13日の岡山戦でキャリア通算2000得点を達成した[15]。 レギュラーシーズン全52試合に出場し、平均8.21得点(チーム日本人1位)を記録した。 規定まで1本不足(52試合出場で51本成功)であったがフリースロー成功率でリーグ1位相当(リーグ1位は三重の宮﨑恭行選手88.3%)の89.5%[16]を記録した。
東京ユナイテッド時代(2025-)
2025-26シーズン。 東京ユナイテッドバスケットボールクラブに復帰[17]。
個人成績
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B3 2017-18 | 豊田合成 | 2 | 0 | 1.50 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
B3 2018-19 | 豊田合成 | 36 | 2 | 17.53 | 53.5% | 43.9% | 87.2% | 1.89 | 1.25 | 0.58 | 0.08 | 0.72 | 9.03 |
B3 2019-20 | 豊田合成 | 39 | 7 | 16.64 | 51.6% | 49.3% | 83.3% | 1.69 | 1.36 | 0.51 | 0.03 | 0.62 | 6.74 |
B3 2020-21 | 豊田合成 | 38 | 11 | 18.68 | 41.6% | 33.3% | 85.2% | 1.76 | 1.84 | 0.50 | 0.03 | 1.00 | 6.84 |
B3 2021-22 | 豊田合成 | 47 | 26 | 16.74 | 44.6% | 34.2% | 77.3% | 1.51 | 1.62 | 0.60 | 0.06 | 0.87 | 5.83 |
B3 2022-23 | 東京U | 50 | 47 | 23.96 | 48.3% | 39.3% | 71.7% | 1.90 | 1.58 | 0.72 | 0.10 | 0.86 | 10.62 |
B1 2023-24 | 富山 | 13 | 0 | 3.46 | 25.0% | 20.0% | 75.0% | 0.46 | 0.15 | 0.23 | 0.00 | 0.08 | 1.00 |
B3 2024-25 | 品川 | 52 | 44 | 16.71 | 42.0% | 32.0% | 89.5% | 1.63 | 1.10 | 0.50 | 0.02 | 1.04 | 8.21 |
人物
プレイスタイル
プロ入り初期はPG登録[18]であったが、現在はSG登録(シューター)[16]である。
座右の銘
リオデジャネイロにも雪は降る[19]
資格
中学校教諭一種免許状(保健体育)、高等学校教諭一種免許状(保健体育)、STA Bクラスライセンス(SATO TRAINERS ACADEMY)、アスリートフードマイスター3級[20]
脚注
- ^ a b “「プロである以上、できる方法を考える」。父・東英樹ヘッドコーチと、息子・東宏輝選手のバスケットボールに生きる親子の姿”. Yahoo!ニュース. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “國學院大學久我山”. ウインターカップ2013. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “国民体育大会2013バスケ(東京国体)東京少年男子メンバー!”. バスケットボールライン. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “男子バスケットボール部 インカレ出場決定!”. 名古屋学院大学. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “HIROKINGDAM”. Higashi Hiroki 公式FanSite. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “B3レギュラーシーズン 2022/11/12 東京U VS 豊田合成”. B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “#71 東宏輝選手 富山グラウジーズへの移籍のお知らせ”. 東京ユナイテッドバスケットボールクラブ公式サイト. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “東京Uの東宏輝と群馬ACの酒井達晶が練習生として富山グラウジーズに加入”. BASKET COUNT. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “東宏輝選手(新規) 契約基本合意のお知らせ”. 富山グラウジーズ. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “富山グラウジーズが上顎骨折の喜志永修斗をインジュアリーリスト登録し、練習生の東宏輝をコールアップ”. BASKET COUNT. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “東宏輝”. B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “富山グラウジーズでプレーした東宏輝、B3しながわシティへ移籍「チームの力になりたい」”. バスケットボールキング. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “2024-25シーズン キャプテン及び副キャプテン決定のお知らせ”. しながわシティスポーツクラブ. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “試合を終えてMIP #東宏輝 選手からコメント”. X. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “2024-25シーズン達成の節目の記録(しながわシティ)”. しながわシティ応援サイト. 2025年5月2日閲覧。
- ^ a b “しながわシティ バスケットボールクラブ:東 宏輝(Hiroki Higashi)”. B3リーグ 公式サイト. 2025年5月2日閲覧。
- ^ Yanagiya (2025年6月9日). “東 宏輝選手 新規契約締結のお知らせ - 東京ユナイテッドバスケットボールクラブ公式サイト|TUBC”. tubc.tokyo. 2025年6月11日閲覧。
- ^ “豊田合成スコーピオンズ:東 宏輝(Hiroki Higashi)”. B3リーグ 公式サイト. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “「リオデジャネイロにも雪は降る」東宏輝”. SPORTS BULL. 2025年5月2日閲覧。
- ^ “現役バスケットボール選手×トレーナー×アスリートフードマイスター東 宏輝(HIGASHI HIROKI )”. mosh. 2025年5月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 東 宏輝選手契約基本合意(新規)のお知らせ - しながわシティバスケットボールクラブ
- 東宏輝 (@higahiro) - Instagram
- 東宏輝 (@higahiro71) - X(旧Twitter)
- Asian Basketball
- Higashi Hiroki 公式FanSite
- 東宏輝のページへのリンク